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Ossaは2月末で活動停止、しかし。。。

残念なことに、Ossaの活動が
2月末で停止になった。

その理由は何か。。。。
事務をする人がいないのだ。

指揮者の私も以前より個人レッスンや講座であちこちを行き来し、
そして自分の状態もよくなるとソプラノとしての活動(演奏会)も増える。


Ossaを指導するのは楽しい。

合唱はソロではできないこと満載!
仲間も素晴らしい!

しかししかし。。。だ。


多くの声楽家たちが、合唱指導をし始めて、声が荒れ、
本業の歌がおろそかになっていく場面を知っている。
もちろん、ソロ以上のことを合唱指揮・指導に見出し、
そこで自分の力を発揮できるのなら、話はまた別だ。

私はどうもそのタイプではないと判断。
私にしかできないことをやりたい。

Ossaの面々は合唱大好きというより、
私の身体からのアプローチに共感しての団員が多い。
多くの団員が他の合唱団とかけ持っていたり、はたまたピアニストとして
演奏活動の合間にOssaにやってくる。
皆、優秀だが、合唱することを一番の目的としないので、
みんな仲良く、のびのびと楽しい集まりだが、
合唱団として、ひとつの組織として、まとまりに欠けるかもしれない。

ずっと以前、女声合唱団を指導していた時、
合唱指導の困難より、女性としての生き方、家庭における地位との戦い、
その変革が必要だなと思ったことがある。

今回は、最初から専門性も高く設定していたので、そういう心配はない。
しかし出てきたのは、合唱を皆で作り上げたいという意気込みの欠如だ。

私がいくらか事務を手伝い、船を運転し続ければ、
11月26日に会場予約が終わっていた第2回定期演奏会を終了することができただろう。
しかし、私にはその先が見えず、ただただのしかかる負担と消耗に唖然とした。

事務の一切を団員に振った時点で、Ossaは回らなくなった格好だ。

しかし、一方不思議なことがある。
全員が個人レッスンには変わらずやってくる。
そして、次のBMコンサート(私の生徒の発表会、7月3日)には
Ossa全体の演奏はないものの、メンバーによるDUOなど目白押しだ。



見学希望の人があとからあとから出てきて、5人はいらっしゃる。
ありがとう!

皆さん、Ossaは活動を停止していますが、
小さなアンサンブルとしての演奏を楽しむことは
続いています。

そしていつの日か、合唱大好き人間が現れたのなら、
皆をうまく巻き込んで事務能力を復活させ、
Ossaは復活するかもしれません。

皆さま、どこかでお目にかかりましょう。


Ossa指揮者 川井弘子

ソプラノ、アンドーヴァー・エジュケーター
新HP http://www.hirokokawai.com

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